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アラームの恐怖

お題投稿

特別お題「おもいでのケータイ」

それは随分と前のこと。私も若くてお肌がぴちぴちだった。

 

地元へ「フジ子・ヘミング」がやってくるというので大騒ぎしてチケットを買った。

契約社員から正社員になったその頃の私は人目もはばからず、仕事に夢中。その日も仕事が遅くなってぎりぎりセーフで会場へ駆け込んだ。

夫が息子の「ご飯もお風呂も任せておけ」というので、それに甘えての久しぶりのコンサート。ひとりはさみしいけれど、このチャンスを逃したくなかった。

仕事道具が詰め込まれたカバンの中の、真新しい携帯電話の電源を切り、私は日頃のあんなストレスやこんなストレスやらを忘れて、ピアノの音色に聞き惚れた。 なんというか、フジ子・ヘミングの演奏には「慈愛」を感じるのである。

 

私もいろいろあって頑張ってきてここに居るの。だからあなたも頑張りなさいね。イヤなことがあってもツライことがあっても、自分も他人も許しなさい。

 

そういわれているような気がするのだ。まったくの妄想ですけどね。

私は難しいことはわからないけれど、私自身が「音楽にメッセージを感じる」ものが好きだ。

好きなものが好きだと思えて、チケットを買ってこの場所に居られるという幸せをかみしめていた。

小さな子供がいると、外出もままならない。チケットだって決して安くない。

私は忘れようとしていた日常をちらっと思い出した。いつもなら、そろそろ子どもをお風呂に入れる時間だ。

そう思ったとたん、私は思い出した。

新しい携帯電話。7時30分にアラームが鳴る。

この携帯電話は、電源を切っていても設定していた時間になると自動的に電源が入ってアラームが鳴る。

いつまでもテレビから離れない子供に「テレビタイム終了」の合図として使っているアラームである。会議中に電源を切っていて、そのままにしていたらお風呂タイムにアラームが鳴った。

その時は「へぇ、すごい。電源切っていても鳴るんだ」と思っただけだったが、どえらい迷惑な機能ではないか。

あのアラームの機械音がピアノのクラシックコンサートの会場で鳴り出したら。

私は頭が真っ白になった。会場の時計は7時20分。曲は始まったばかり。立ち上がってこの場から逃げ出そうか。このタイミングで立ち上がる、それもなかなか難しいことだった。

だけど、アラームが鳴りだすよりいいんじゃないのか。 もう、音楽なんて耳に入ってこない。 立ち上がって出ていくか。それともほかに何か方法がないだろうか。絶体絶命だわ、どうしよう。

手汗もすごく、胸がドキドキする音が聞こえてきて、倒れそうだった。隣の人はそわそわする私に何かを感じたのか、不審そうな目でこっちをちらっと見た。

掌の中の携帯電話が、私のハートを刺し貫く凶器になっている。 この恐怖をいかに乗り越えるべきか。もう時間がない。曲の途中だけど立ち上がろう。

そう思った瞬間、私はひらめいた。

そうだ。電源を外そう。 さすがにすでに電源を切っている携帯電話が自動的に電源がオンになってアラームが鳴るとしても、電源を外せば鳴ることはないだろう。

暗がりの中で、私は携帯電話の電源を外そうとした。が、新しい携帯電話である。一度も電源なんて外したことがない。手間取る間に、時間は過ぎる。ドキドキは最高潮である。そしてやっと。

ぽろっと電源が外れた時の安堵感は忘れることができない。 アラームは鳴らず、7時半が過ぎた。やっと曲も終わって拍手が巻き起こった。私も掌が腫れ上がるほどに熱烈な拍手をした。フジ子・ヘミングの素晴らしい演奏に。そして、アラームが鳴るのを阻止した自分自身に。

 

ラストの「ラ・カンパネラ」は感動ものだった。

 

言ったでしょ、人生いろいろあるって。何とかなるでしょう。

自分で何とかするものなのよ。

ひとつの出来事が呼応してメロディが「音楽」になるのよ。

呼び合うように生きなさい。呼びかけられたら応えなさい。

愛しなさい、許しなさい。人生は素晴らしいわよ。

 

私にはそう聞こえた。ええ、妄想ですとも。

曲の中で繰り返される「鐘の音」が、今でも私の心の中で鳴り続けている。音楽って素晴らしい。

 

コンサートが終わると、花束が贈られた。

大きな花束を持った人もたくさんいた。

小さな女の子が小さな花束をもって舞台に近づいたが、恥ずかしがって途中でしり込みをしていた。彼女はしゃがんで、女の子が歩み寄るのを待ち、その花束を受け取った。そして、その小さな花束をピアノの上に置き、アンコールの曲を弾いた。

 

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私はアルバムを買い、大急ぎで自宅へ戻った。

眠らずに待っていた息子が私の首に抱き着き、「ママ、おかえり。」と言った。柔らかく温かい息子の体をぎゅっと抱きしめて、「ただいま」と言った。

私にとって、彼と過ごす時間も音楽だと思った。

 

その息子も高校生となり、昨日、修学旅行から帰ってきた。「おかえり」と言ったのは私だ。彼の手のひらには小さなiphone。親の顔をちらっと見た後、彼の視線はずっとその小さな機械に奪われている。親の知らない世界がそこにある。

 

その世界が素晴らしいものでありますように。と願うばかりだ。

 

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今週のお題「卒業」

そろそろ卒業したい、「引きこもり」

アラフィフ女ヨウコ。いろいろなものを卒業して参りました。

卒業できず、不名誉除隊となったレッスンもありました。人生はイロイロです。

 

いま、私が卒業したいのは、自宅→職場→自宅の日々。そして、休日ともなれば化粧もせず部屋着のままで一日過ごす、引きこもりライフ。私はここから卒業したい。

 

整理収納を学んだ時、沖幸子さんの「ドイツ流 暮らし上手になる習慣」を読みました。いろいろな本を読み漁りましたが、この本からは特に多くのヒントを得ました。

 

窓は心の鏡

 

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窓ガラスを磨く。

太陽の光を部屋の中へ招き入れる窓ガラスをキレイにすることを心掛けると、確かに運気が良くなる気がします。

 

久しぶりに窓ガラスを磨きましたが、確かにすっきりして運気が良くなるような気がします。洗面台のガラスも磨くと運気が良くなりそう。あとで磨こうっと。

 

助けを借りよう

ドイツには「自分でできないなら他人の手を借りなさい」という教えがあるそうですが、私はそれが苦手です。が、今なら助けを借りることが大切だということがよくわかります。

 

何でも自分でやることは、それそれで大切な勉強になると思いますが、自分にどんな字ヘルプが必要なのかを自覚して「助けて」と言えることは、素晴らしいことだと思います。

ついつい遠慮しがちな自分。ここからも私は卒業したい。

 

卒業はステップアップ

学生の頃は「卒業=別れ」というイメージが強く、大人になると「卒業=新しい出会い」への転換であることが理解できるようになりました。

 

今は「卒業=ステップアップ」だと感じます。

引きこもり生活から卒業して、ステップアップしたい。そんな思いでブログをはじめました。

 

卒業したい(気持ち)→卒業しよう(決意・行動イマココ!)→卒業(成果)

 

ブログの成果って、何だろう。具体的に「卒業証書」がもらえるような数値目標を作ろう。うーん。どうしようかな。

 

ていうか、「卒業」お題ってこんな記事でもいいのかな。ま、いっか。そろそろご飯作ろう。。

月イチ映画の会

月イチ映画の会

今年の目標の進捗状況

今年の行動目標の一つに「一か月に一度映画を観る」(Huluでも可)

色々目標を立てましたが、そのひとつ。っていうか、人生欲張りすぎなのか?(笑)

いまだ実行されぬまま2月も終わろうかと(恥)

 

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引きこもり傾向のある私としては、お化粧もせず着替えもせずに実行できる「Huluでもいいよ」と譲歩したにもかかわらず、なぜか私は映画を観ていない。

 

観ているのはテレビドラマばかりなり。

最近は「東京タラレバ娘」とか、「スーパーガール」を観た。

 

東京タラレバ娘は原作が漫画、なのだそうで、先日まで楽しませてもらっていた「逃げ恥」も原作が漫画だそうで。漫画は読まない私でも、原作に興味がわいてしまうまとめなどもあったり。

matome.naver.jp

まぁ、私が「女子」なのかどうかについては、それはさておき。

 

話を戻しますよ(笑)

Huluのヘビーユーザーなのに、映画は見なかった。

 

その理由は何なのか。

 

そう。2時間程度のまとまった時間(映画館へ行くならもう少し時間が必要だけど)を作るのが難しいのだ。家にいると、いろんな雑用が気になって、ずっと座っているって、意外と至難の業かもしれない。

 

テレビドラマは気軽に観れるけど、映画となると、やっぱりちょっと構える。

 

せめてソファに座って、(もしかしたらカーテンを閉めて映画館っぽく演出して)コーヒーとおやつを用意して、がっつり映画の世界に浸りたいっていう気持ちもあるかな。

 

そして、Huluの場合、「いつでも観れる」というのがネックで、なかなか行動を起こせない。いかにも「普通の人」だと、つくづく思うね。私って、凡人だわ。

 

ということで、会社の割引を使って、2017年3月末日までの有効期限の映画のチケットを2枚購入した。

 

「お金を払えば映画館へ行くだろう」という私自身への挑戦状(?)だ。

 

そして私は今年初めて、上映作品を検索した。ほらね、やっぱり「お金を払う」と「行動が変わる」のだ。いかにも凡人。すばらしい。

 

ということで、私は上映予定作品をチェックして、やっと観たい映画を見つけた。

◇「ラ・ラ・ランド」

私チョイスらしい、ミュージカル映画。観たらきっと、ひとりカラオケにも行きたくなるはず♪

 

eiga.com

レビューを覗いてみると「観てよかった」「甘く切ない」などと前評判もよさそうだし。

 

自分の目標は、自分で実行支援が当たり前。1年で12作品。楽しみましょう。

 

呟くよ!

人生イロイロあるでしょ。

会社もいろいろでしょ。

SNSチェックしてるって言われてなんだか怖くなっちゃって。

 

で、ネット引きこもりみたいになったのね。

でも、このままじゃいやだなーと思って、ブログ始めることにしました。

 

ツブヤキだかボヤキだか分からないけど、よろしくね。