アラフィフ女のツブヤキ

猫はかぶっていませんが「熊」を被って生きてます。

菜の花と靴

春になると気分がウキウキする。

ここしばらくは黒タイツで仕事をしていたけれど、春だから、素肌の色に近いストッキングを履き、リボンのパンプスで出勤。

 

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駐車場近くの菜の花もキラキラと朝の光に眩しい。訳もなく幸せな気持ちが胸に満ちあふれ、美しい世界に生きていることが嬉しくなる。

 

冬季うつ病という言葉を聞いたことがあるだろうか。

私はなんとなく、冬には気分の落ち込みを感じることがある。人間関係で悩むこともナゼか秋から冬にかけて春先までということも多かった。

そのことに何かしらの意味があるとは思わなかったが、言われてみると確かに、季節の影響を受けているのかも知れない。

 

知り合いがこんなことを言っているのを聞いたことがある。

 

「秋の仕事帰りに夕日が落ちるのをみると涙が溢れてくる。ああ、疲れてるんだなあと実感するのよね。」

 

彼女は夏の日暮れにはそんな気分にはならないそうだ。もしかしたら、彼女も冬季うつ病の可能性があるのかも知れない。

 

私の場合は、自分の帰宅時間に空が暗くなると罪悪感を覚える。

季節が冬に向かうにつれ、日没時間が早くなり、退社時間に外が暗いと、こんな遅い時間まで仕事をするなんて、母親なのに。妻なのに。まるで「悪いこと」をしているような気持ちになるのだ。

不思議なことに、夏の明るい夜にはちっともそんな気分にはならない。帰りが遅くなってもへっちゃらだ。

 

allabout.co.jp

 

この記事によると、冬季うつ病の症状には以下のようなモノがあるとのこと。

 

気分の落ち込み
今まで楽しんできたことを楽しめない
ぐったりとして疲れやすい
活動量の低下
眠気が強く、睡眠時間が長くなる
食欲の亢進、特に甘いものが欲しくなる

 

私の場合、疲れやすくなって、気を失うように寝て、甘いものを限りなく食べ続けてしまう、というような傾向が確かにあり、感情が「過敏」になって気持ちの振り幅が「大きく」なる、というような感じだろうか。

 

春になればその傾向はいつの間にか収まり、いつもの「脳天気おばさん」に戻るのた。

 

だから「春になると」「ウキウキ」するのだろう。るんるんな気分で仕事へ出かける。

 

地域的な特徴というものも、あるかもしれない。

冬は木々も枯れてしまうが、その分、光は大地に降り注ぐ、という地域が多いが、私の住む街は常緑樹が多くて冬でも木々はが青く茂っている。当然、日陰はいつでも日陰だ。

 

私はこの土地へやってきてから、秋になると同じ不満を口にする。「秋はどこにあるの?」と。

私の住む地域だと、紅葉する樹を目にすることは少なく、紅葉などは色付くと言うより文字通り茶色く枯れて散る、という印象だ。

美しい紅葉を眺めるというのは、来たるべき冬に備えて、何かしら心の抵抗力のようなモノを備蓄するような効果があるのではないだろうか、と思ったりする。これは私の個人的な感覚だけれども。

 

そういう意味で言うと、春に菜の花の黄色や桜のピンクに胸が躍るのは、疲れ果てた心に活力剤を与えるような、そんな効果からなのかもしれない。

 

春が来た!

日本人ならみんな知っているであろう、この童謡は、そんな気持ちを「表して」いるのか、この曲から影響を受けているのか、どちらなのかは分からないけれど、「春」はやってくる。私の心にも、あなたの心にも。

 

重たいコートを脱ぎ捨てて、ちょっぴり冷たい風を楽しみながら、今日も仕事へ出かけよう。